ふしぎな くにの ものがたり
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「現実は小説より奇なり」を体現する人!
安部譲二さんって?
故橋本龍太郎と同窓!で麻布中学卒業後、16歳でヤクザの世界に身を投じ、慶応義塾高校を退学。その後、キックボクシング解説者、日本航空のパーサー、ライブハウス経営など多彩な職を転々。1975年にヤクザ稼業から足を洗うまで服役すること3度! 親交のあった三島由紀夫が「複雑な彼」のモデルにしたのも頷けます。 本作は筆者自身が4年間服役した府中刑務所を舞台にした短編集。 普段殆ど知ることのない刑務所内の作業や収監者の心情が飾らない表現で業界(?)用語も交えて描かれています。 所内の余暇として行われている野球(ソフトボール)を題材に、再犯者ばかりの囚人達と看守たちの駆け引きバトルを個性的な登場人物それぞれのエピソードを織り交ぜ語られる。次々と巻き起こる騒動にゲラゲラ笑いつつ、最後は何とも清々しく、ちょっぴりほろりとさせられる爽やかな作品です。 シリーズで映画化もされており、配役された草刈正雄ら豪華俳優陣を想像しながら読み進めるのも面白いかも。) |
