「劇場版 涼宮ハルヒの消失」公開前に、読んでおきたいこの3冊
ハルヒファン、いや長門ファン待望の「劇場版 涼宮ハルヒの消失」公開前に、読んでおきたいこの3冊
「涼宮ハルヒ」シリーズの『涼宮ハルヒの消失』が2/6に劇場公開です。 このシリーズ、意外なところに伏線がちりばめられており、映画をより楽しむためにも、『涼宮ハルヒの憂鬱』、『涼宮ハルヒの退屈』所収の「笹の葉ラプソディ」、『涼宮ハルヒの暴走』所収の「エンドレスエイト」は鑑賞前に読んでおくことをお奨めします。鑑賞後は、もちろん原作『涼宮ハルヒの消失』もどうぞ。 「長門は俺の嫁」なんて言葉があるほどファンが多い、主要キャラの「長門有希」ですが、この『涼宮ハルヒの消失』では長門がすごくいいです。どんなふうに「いい」かは是非作品でお楽しみください。長門ファンなら、そのいじらしさに泣いちゃうかも。 |
探し物は何ですか
宝かガラクタか?「掘り出す」ことへのこだわり、語ります
文学、映画、テレビドラマ、漫画など、媒体に関わらず、人が何かを思いおこなう様をえがいたものは、それを見たり読んだりする人に何かしらの一体感をもたらすように思う。 例えばそれは、アクション映画を見た後の高揚感であったり、恋愛小説を読んで残る感傷、あるいは料理漫画を楽しんだ後の空腹感というのもあるかもしれない。 本書『ささやかな日本発掘』は著者である青柳瑞穂が、主に自らの骨董収集に関連して日々に思った事、起きた事を書き連ねた随筆集である。 その文中には著者の骨董知識に混じって、子供時代から現在に至るまでの人生経験、思い出の端々がちりばめられている。書画骨董に通じていなければ大半の専門用語は「ふーん」程度の感覚しか生まないが、それに続く自らの感想や行動についてのくだりは実に素朴で親しみ深く、いつの間にか著者が身近な知り合いになったかのようにさえ感じてくる。 たまにひょいと「井伏鱒二君」などという名前がでてきて驚かされることもあるが、著者が書く内容は非日常的ではない。誰にでもありえる日々のことなのだが、それを自分なりのこだわりで照らしたとき、そこから掘り起こされるささやかな楽しみの発見は、少しうらやましい。 ことさらに感動や教訓があるわけではないが、だからこそ読後に残る一体感は不思議と心地よく感じる、そんな一冊である。 |
