絶対零度
藤井誠二著「暴力の学校 倒錯の街」という福岡の高校で実際に起きた、教師の体罰によって女子高生が死んだ事件のルポルタージュを参考文献にしているが、独居房と家を舞台に、閉塞した三人の男女の関係を描く。自分の娘を殺し、死刑を求刑されている教師・宮田のところに面会に行く母・恵子。夫との関係もねじれ始め、論理で自分の正当性を主張する宮田に、恵子は何度も対峙する。教育とは何か、システムとは何か、理性と狂気の錯綜する中、それぞれの関係が変わり始める。

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